わたしはこれまでに2回、数週間ずつスリランカに滞在したことがあります。
貧乏旅行なので庶民的な食堂や屋台のようなところしか行きませんが、何を食べてもとてもおいしかったです。
スリランカ料理には、モルディブフィッシュで作ったかつおぶしのようなものをよく使います。
当時からヴィーガンだったので毎回尋ねましたが、わたしが行くような店では使っていないことがほとんどでした。
スリランカのカレーは、長時間炒めたりなどせずに、ココナッツミルクでさっと煮ることが多いです。
野菜をココナッツフレークで和えた物(マッルン)や、漬物(アチャール)もおいしかったです。
スリランカ料理があまりに口に合ったので、滞在している安ホテルや知り合ったスリランカの人たちから作り方を教えてもらいました。
豆カレーでは赤レンズ豆を使った「パリップ」がよく食べられています。
ですが、他の豆でも作り方は同じで、今回はブラックビーンズで作ってみましたが、レンズ豆はもちろん、小豆や緑豆など、他の小さな豆でもいいです。
生のカレーリーフ以外は日本でも手に入りやすく、短時間で簡単に作れます。
ぜひ試してみてくださいね。
スリランカの豆カレーのレシピ
準備30分 調理15分
材料(3人前)
- ブラックビーンズ 90g(粒の小さな他の豆でも可)
- 玉ねぎ 4分の1個
- にんにく 小1片
- カレーリーフ 1枝
- ランぺ(パンダンリーフ) 1枚
- 青唐辛子 1本
- シナモンスティック 3cm程のものをほぐす
- クミンパウダー 小さじ2分の1
- ターメリック 小さじ4分の1
- シナモン 3cm
- チリパウダー 小さじ4分の1
- スリランカカレーパウダー 小さじ4分の1
- ココナッツミルクパウダー 大さじ3
- 塩 小さじ1
準備
豆を洗って水につけ、3時間から6時間ほどおく。
圧力鍋に水気を切った豆と水2カップ程度を入れ、豆が柔らかくなるまで煮る。
玉ねぎを縦に薄切りにする。
にんにくを叩いてつぶし、みじん切りにする。
青唐辛子は小口切りにする。
ココナッツパウダーを大さじ6のお湯で溶く。
手順
- 豆を煮た鍋にココナッツミルクとスリランカカレーパウダー以外の材料をすべて入れ、中火にかける。
- 混ぜないようにして、煮立ったら全体をさっと混ぜてそのまま10分ほど煮る。
- 水分が減ったら水を足して、ひたひたよりも多めぐらいに調整する。
- 水溶きココナッツミルクと塩、スリランカカレーパウダーを加えて数分煮てから火を止める。
メモ
- スリランカカレーパウダーの作り方はこちら。なくてもいいですが、あった方が香りがよくなります。
- カレーリーフはなくてもできますが、あるとより現地の味になります。
- こってり目が好きな方は、ココナッツミルクパウダーを増やしてください。
- もう少しシチュー状になるまで煮てもいいですが、わたしは形がある方が好みなので短めに煮ています。
- 青唐辛子がない場合は、万願寺唐辛子とチリペッパーで代用できます。
献立のヒント
スリランカカレーにはご飯が合います。
インディカ米の玄米がおすすめです。
野菜サラダか野菜のカレーと組み合わせてください。