父の仕事の関係で家族がペルーに2年間住んでいたことがあります。
わたしは日本に残っていたのですが、18歳と19歳の時に2回ペルーを訪れました。
その時にペルーの家庭料理をごちそうになって、なんとおいしいのだろうと感動したことを覚えています。
それから20年ほどたってから再訪したときには、お腹を壊すほど食べまくりました。
そのときにじゃがいもとひき肉のシチューのようなものを食べた記憶があったのでネットで探してみると、チャルキカンという料理が近いように思いました。
作ってみるとおいしかったので、レシピを公開します。
チャルキカンは南米で広く食べられており、ほうれん草を入れたり、材料をミキサーにかけたりなどいろんなバリエーションがあります。
ひき肉を使うのですが、これを大豆ミートにすればヴィーガナイズできます。
これはわたしの好みでアレンジしたものです。
クミンを入れないものもありますが、わたしは香りが好きなので使いました。
辛いのが好きなので、カイエンペッパーを入れていますが、苦手な方は省略してください。
チャルキカンのレシピ
準備10分 調理30分
材料(3人前)
- じゃがいも 大1個または中2個
- かぼちゃ 100g
- にんじん 50g
- 玉ねぎ 50g
- にんにく 1片
- 大豆ミート(ミンチタイプ) 50g
- 冷凍グリーンピース 50g
- 冷凍コーン 50g
- 冷凍いんげん 50g
- トマトペースト 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ2
- クミンパウダー 小さじ2分の1
- オレガノ 小さじ1
- カイエンペッパー 小さじ8分の1
- 塩 小さじ2分の1
- こしょう 少々
準備
大豆ミートをたっぷりの熱湯で10分茹でて、水けを切ってよく絞っておく。
じゃがいもを1.5センチの角切りにする。
かぼちゃは皮をむいてわたをとり、1.5センチの角切りにする。
にんじんを粗いみじん切りにする。
にんにくと玉ねぎをそれぞれみじん切りにする。
冷凍いんげんを1センチの長さに切る。
手順
- 鍋にじゃがいも、かぼちゃ、にんじんを入れ、材料が隠れる程度に水を加えて中火にかける。
ときどき水の量を確認し、焦げ付かないように注意しながら柔らかくなるまで煮る。 - 鍋にオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れて弱火にかける。
にんにくの香りが出てきたら玉ねぎを加えて、透明になるまで炒める。 - 大豆ミート、トマトペースト、クミンパウダー、オレガノ、カイエンペッパーを加えてさらに数分炒める。くっつきそうだったら少し水を加える。
- かぼちゃとじゃがいもが柔らかくなったら、コーン、グリーンピース、いんげんを加えて火を通す。
- 大豆ミートのトマト煮と塩を加えてよく混ぜ、水分を飛ばす。
- 火を止めてこしょうを振る。
メモ
- 大豆ミートはしっかり水分を絞ると臭みがなくなります。
- 環境と動物のため、材料はオーガニックの物を使うようにしてください。
イオンのプライベートブランドのトップバリュから、冷凍オーガニック野菜が出ています。
献立のヒント
全粒粉のパンやトルティーヤ、キヌア、玄米ご飯などといっしょにどうぞ。