この料理、 frijoles negros refritos (フリホーレス・ネグロス・レフリートス)は、メキシコや中米諸国で食べられており、地域によって多少のバリエーションがあります。
他の豆で作られることもありますが、基本は同じです。
豆をゆでたのち、玉ねぎと炒め合わせてつぶします。
クミンで香り付けすることが多いですが、オレガノを使ったものもあります。
どちらもおいしいのでお好みでどうぞ。
毎日食べる定番料理なので、シンプルで飽きない味付けが特徴です。
水分少なめのペースト状にするのでねっとり仕上げ、上にコリアンダーのみじん切りを散らします。
オプションでパプリカをかけるとさっぱり食べられるので、わたしはこれ気に入っています。
ブラックビーンズは小豆サイズなので浸水時間が短くて早く煮えますし、ゆでた状態でも調理した状態でも冷凍もできます。
小豆よりもこくがありますが、小豆でもおいしいと思います。
ブラックビーンズのレフリートスのレシピ
準備(豆の浸水時間)6時間 調理時間30分
材料(3人前)
- ブラックビーンズ 90g
- 玉ねぎ 30g
- にんにく 1片
- オリーブオイル 小さじ1
- クミンまたはタイム 少々
- 塩 小さじ4分の1
- コリアンダーの葉 ひとつかみ
- パプリカ 半分
- レモン 適宜
準備
豆を水につけて6時間ほと置く。
手順
- 圧力鍋に豆と豆がしっかり浸かるぐらいの水を入れて、やわらかくなるまで煮る(すぐ煮える)。
- 玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。
- にんにくをオリーブオイルで焦がさないように炒め、香りが立ってきたら玉ねぎを加えて炒める。
- ゆでた豆、スパイスを加えて炒めながら、水分が少なくなるまで煮る。
- ペースト状につぶすか形を残すかはお好みで。
- 最後に薄めに塩をする。
- 皿に盛り付けてから、コリアンダーの葉を散らす。
オプションでその上にパプリカのみじん切りを散らし、レモンを添える。
メモ
- ブラックビーン以外では、レッドキドニーもおいしいです。
- ねっとりしているので、生の野菜を添えるとさっぱりします。
- コーントルティージャと食べたいところですが、入手できないときは全粒粉のトルティージャとほぼ同じチャパティが合います。
献立のヒント
野菜サラダ、トルティージャ(チャパティ)がベストです。
キヌアのサラダとも合うと思います。