マンゴープリンはわたしの好きなスイーツのひとつです。
ですが外で食べるものはたいてい乳製品を使っており、使っていないものは黄色い色をした寒天ゼリーのようだったりして、なかなか好みのものにがありません。
このココナッツマンゴープリンは、ココナッツミルクのリッチな味わいと、ほんのりした甘さが後を引くおいしさです。
スイーツは少しこってりしていたほうがスイーツらしく感じます。
ココナッツミルクを使うと寒天ゼリーの物足りなさが和らぎます。
インドネシアにはココナッツミルクと米粉を使ったスイーツがいろいろあり、その適度なこってり感とやさしい甘さが大好きでした。
このマンゴーココナッツプリンは、そんなインドネシアン・スイーツを思い出しながら作りました。
砂糖はインドネシアでもよく使われている、茶色のココナッツシュガーを使います。
色は悪くなりますが、白砂糖のように精製していませんし、サトウキビやビートのように栽培時に農薬を大量散布することもありません。
砂糖が好きないと思うかもしれませんが、マンゴーが甘いのでこの分量で十分です。
糖類はごくたまに、ほんの少し摂る程度にしておくのが、健康にも環境にもやさしいと思います。
かくいうわたしは、食事の変わりにスイーツがあればいいというぐらいのスイーツ好きで、ヴィーガンの焼き菓子を欠かさずに作っていました。
ですがだんだん味覚が変わってきて、いまは果物以外はほとんど食べません。
ごくたまにインドネシアン・スイーツを作って食べるぐらいです。
それもまた後日紹介しますね。
ココナッツマンゴープリンのレシピ
準備60分 調理20分
材料(4人前)600cc
- 生または冷凍のマンゴー 350g
- ココナッツミルク缶 1缶
- レモン汁 大さじ1
- ココナッツシュガー 大さじ2(ない場合はメモを参照)
- 粉寒天 小さじ2分の1
準備
マンゴーを冷蔵庫から出しておく。
ココナッツミルクを冷蔵庫で冷やしておく。
手順
- マンゴー、レモン汁、シュガーをフードプロセッサーに入れる。
- ココナッツミルク缶を開け、上部のクリームを200gすくって1に加える。
- 滑らかになるまで回す。
- 3を鍋に入れ、かき混ぜながら40~50度ぐらいまで温めて火を止める。
- 別の小鍋に粉寒天を入れ、ココナッツミルクの透明な液体部分を100cc加える。
- よくかき混ぜながら弱火にかけて煮溶かし、4に加えてよく混ぜる。
- 器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
メモ
- ココナッツは漂白剤や保存料などが無添加で缶詰にBPAを使っていないものを選びましょう。
レインフォレストハーブ社のものがおすすめです。 - ココナッツシュガーがない場合は、白砂糖・三温糖・蜂蜜以外のオーガニックのものを使ってください。
- マンゴーはあまり熱くすると冷めるのに時間がかかります。
- 冷たいままだと寒天液を加えたときに固まってしまうので注意してください。
- フードプロセッサーは、山本電気マルチフードプロセッサーがおすすめです。
十分なパワーがありますし、ステンレス製なので熱いものも入れられ、洗いやすくて乾きやすいです。