クザンブは南インドはタミル・ナードゥ州の定番料理で、タマリンドの酸味がさっぱりしたカレーです。
いろんなバリエーションがありますが、前回のゴーヤのクザンブに続き、今回はムングダルを使ったはやとうりのクザンブを紹介します。
はやとうりがあっさりしていてあまり味がないので、ムングダルのとろみとコクが加わることで、よりおいしく食べられるように思います。
ココナッツを使うレシピもありますが、それはまた次回にご紹介します。
はやとうりの季節には、ぜひ試してみてください。
これもお勧めです。
目次
はやとうりのクザンブのレシピ
準備10分 調理30分
材料(3人前)
- はやとうり 1個
- ムングダル 90g
- たまねぎ 1/4個
- にんにく 1片
- トマト 1個
- 水 2カップ
- ブラウンマスタードシード 小さじ1/2
- フェヌグリーク 小さじ1/2
- カレーリーフ(生) 1枝(なければ省略)
- ターメリック 小さじ1/4
- ヒング(アサフェティダ) ひとつまみ
- チリパウダー 小さじ1/2
- サンバルマサラ 小さじ2(市販品または手作り)
- タマリンド 大さじ1
- ココナッツオイル 小さじ1
- 塩 小さじ1
- コリアンダーの生葉 少々
準備
ムングダルを洗って、他を準備している間水に漬ける。
はやとうりを洗って半分に切り、切り口をよくこすり合わせる。
種を取ってから薄切りにして、2センチ程度に切る。
たまねぎとにんにくをそれぞれみじん切りにする。
トマトをざく切りにする。
タマリンドを50ccのお湯につけてふやかし、指でつぶしてカスを取り除いておく。
分量のスパイスをあらかじめ小皿に出しておく。
手順
- 鍋にオイルを入れ中火にかけて、マスタードシードを入れる。
- マスタードシードがパチパチはじけたら、フェヌグリーク、カレーリーフを加え、弱火で焦がさないようにうっすら色づくまで炒める。
- たまねぎとにんにくを加え、たまねぎが透き通るまで炒める。
- ヒングとターメリックを加えてさらに30秒ほど炒める。
- トマトを加えて水分がなくなってドロッとするまで炒める。
- はやとうり、ムングダル、水2カップ、チリパウダーを加えて、蓋をして中火で材料がすっかり柔らかくなるまで煮る(20分程度)。
- タマリンド、サンバルマサラ、塩を加えてひと煮立ちしたら火を止める。
- 器に盛ってコリアンダーの葉を散らす。
メモ
- ダルとはやとうりがしっかり煮えるまでよく似てください。水分多めに調整します。
- サンバルマサラ(サンバル用ミックススパイス)は市販品もありますが、作ることもできます。
レシピはこちら→https://veganrecipesweb.com/sambar-masala/ - ヒングはインドらしい香りを出すのに必須のスパイスです。
インド料理が好きな方はぜひ購入しておきましょう。
ヒング、サンバルマサラ、その他インドスパイスはすべてネットで購入できます。↓
献立のヒント
インディカ米の玄米とよく合いますが、炊いたキヌアもおすすめです。
チャツネやアチャールと一緒にどうぞ。