クザンブ kuzhambu は、南インドはタミル・ナードゥ州の水分が多めの定番カレーです。
野菜や作り方を変えて、いろんなバリエーションでよく食べられています。
ココナッツを使うものもありますが、今回はココナッツなしにしました。
現地では小さい種類のゴーヤを使うようですが、普通のゴーヤでもできます。
わたしは庭になっていたのを使いました。
たまねぎは小さなサンバルオニオン(ホムデン)を使いますが、切らしていたので普通のたまねぎにしました。
サンバルマサラ(ミックススパイス)は市販品もありますが、手作りもできます。
作り方は後日アップします。
タマリンドの酸味でさっぱりしていて、わたしは大好きなカレーのひとつです。
他の種類も追ってアップしていきますのでお楽しみに。
目次
ゴーヤのクザンブのレシピ
準備5分 調理15分
材料(3人前)
- ゴーヤ 2本
- たまねぎ 1/4個
- にんにく 1片
- トマトピューレ 100cc
- 水 1.5カップ
- ブラウンマスタードシード 小さじ1/2
- フェヌグリーク 小さじ1/2
- カレーリーフ(生) 1枝(なければ省略)
- ウラドダル 小さじ1
- ターメリック 小さじ1/4
- ヒング(アサフェティダ) ひとつまみ
- チリパウダー 小さじ1/2
- サンバルマサラ 小さじ2(市販品または手作り)
- タマリンド 大さじ2
- ココナッツオイル 小さじ1
- 塩 小さじ1
- コリアンダーの生葉 少々
準備
ゴーヤを洗って1センチの厚さに切る(種もわたも取らない)。
たまねぎとにんにくをそれぞれみじん切りにする。
タマリンドを50ccのお湯につけてふやかし、指でつぶしてカスを取り除いておく。
分量のスパイスをあらかじめ小皿に出しておく。
手順
- 鍋にオイルを入れ中火にかけて、マスタードシードを入れる。
- マスタードシードがパチパチはじけたら、ウラドダル、フェヌグリーク、カレーリーフを加え、弱火で焦がさないようにうっすら色づくまで炒める。
- たまねぎとにんにくを加え、たまねぎが透き通るまで炒める。
- ヒングとターメリックを加えてさらに30秒ほど炒める。
- トマトピューレを加えて1分ほど炒める。
- ゴーヤと水1.5カップ、チリパウダーを加えて、蓋をして中火で柔らかくなるまで煮る(5分程度)。
- タマリンド、サンバルマサラ、塩を加えてひと煮立ちしたら火を止める。
- 器に盛ってコリアンダーの葉を散らす。
メモ
- ゴーヤは早く煮えるので、煮すぎないように気を付けてください。水分多めに仕上げます。
- ゴーヤは種を取らずに、種のカリカリした触感を楽しみます。
- サンバルマサラ(サンバル用ミックススパイス)は市販品もありますが、作ることもできます。
- ヒングはインドらしい香りを出すのに必須のスパイスです。
インド料理が好きな方はぜひ購入しておきましょう。
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献立のヒント
インディカ米の玄米とよく合いますが、炊いたキヌアもおすすめです。
豆のカレーと一緒にどうぞ。