以前に「万能バジルソース(ペスト・ジェノベーゼ)」のレシピを投稿しました。
https://veganrecipesweb.com/pesto-genovese/
これはこれでとてもおいしいのですが、今回はノンオイルバージョンにしてみました。
現代の栄養学では、健康のためにはホールフードプラントベース食がいいとされています。
これは加工度が低い食品を丸ごと摂取するという食事法で、穀類は未精製のものを使い、オイルは控えて脂肪分はナッツやシード、アボカドなどから摂ります。
イタリア料理ではオリーブオイルをよく使いますが、オイルで炒めるところをオイルなしで炒めるなどすれば簡単に実践できます。
わたしも最近はそうしていますし、味もそれほど大きくは変わりません。
ジェノベーゼはオリーブオイルをたっぷり使って作るので、オイルをナッツに置き換えれば似たような仕上がりになると思ってやってみました。
すると、オイル入りと同じぐらいにおいしくできました。
ただし保存性は劣るのですぐに薄く伸ばして冷凍し、必要な分だけ折って使うといいです。
バジルがたくさんある時期にぜひ試してみてくださいね。
目次
ノンオイル・ジェノベーゼ(バジルソース)のレシピ
準備60分 調理3分
材料
- 生バジルの葉 100g
- 松の実 30g
- にんにく 2~3片
- カシューナッツ 70g
- 水 70cc
- 塩 小さじ2
準備
カシューナッツを1時間水に浸す。
バジルの葉をやさしく洗ってざるに上げ、よく水気を切る。
茎の部分を取りのぞき、布巾で押さえるようにして葉っぱを丁寧に拭く。
手順
- フードプロセッサーにナッツ類とにんにくを入れ、よく砕く。
- バジルを加えて回し、少しずつ水を加えていく。
- 塩を加えてさらに回し、滑らかなペーストにする。
- すぐ使う分以外は、薄く板状に伸ばして冷凍する。
メモ
- バジルがたくさん手に入ったときに作っておくと便利です。
- バジルは花が咲くと固くなってえぐみが出るので、花が咲く前の若い葉を使ってください。
献立のヒント
ゆでたパスタと和える定番の他、野菜にかけたり、スープに入れたり、お案に塗ったりしてもおいしいです。
炒め物の味付けにもぴったりで、わたしはゴーヤチャンプルーをジェノベーゼ味にして食べています。