ローズマリーの香りをかぐと、いつもイタリアを思い出します。
街角にテイクアウトと立ち食い専用のピッツアスタンドがあって、そこでよくローズマリーとじゃがいもだけのピッツァを買っていました。
量り売りで「これぐらい」とか「何人前」などと注文すると、焼き立てを切って紙に包んで渡してくれます。
それを歩きながら食べるのがおいしかったです。
ローズマリーはトマトソースとも相性がいいので、なにかと出番が多いハーブです。
わたしは庭で何株か栽培しています。
このなすとローズマリーのソースは、見た目や想像よりもずっとおいしいので、ぜひ試してみてください。
塩をかけてあく抜きすることで、とろっと濃厚に仕上がります。
この工程を省略しないでくださいね。
ペンネのなすとローズマリーソースのレシピ
なすとローズマリーソース
準備30分 調理15分
材料(2人前)
- なす 大1本または小2本
- トマト 中2個
- ポロねぎ (なければ太長ねぎ)10センチ
- ニンニク1かけ
- 生ローズマリー 1枝
- チリペッパー 少々
- オリーブオイル 小さじ2
準備
なすを1.5センチ角に切って、塩を振って30分ほど置いておく。
茶色い汁が出てくるのでそれを捨て、なすをさっと洗って軽く絞っておく。
トマトは皮を湯むきしてざく切りにする。
ねぎをみじん切りにする。
にんにくを叩き潰してみじん切りにする。
ローズマリーを洗って水気を切る。
手順
- 鍋にオリーブオイルを入れてニンニクとローズマリーの枝を入れ、火にかける。
- 中火でゆっくり炒め、香りが出てきたらねぎとなすを加えて1分ほど炒める。
- トマトとチリペッパーを加え15分ほど煮る。
- ローズマリーは取り去っておく。
- ソースができてきたらペンネをゆで始める。
パスタ(ペンネ)
調理時間 7~8分
材料(2人前)
- 全粒ペンネ 120g
- 水 1リットル
- 塩 ひとつまみ
手順
- 鍋に湯を沸かしす。
- 沸騰したら塩を一つまみ入れてパスタをゆでる。
- 袋に記載してあるゆで時間よりも30秒ほど早く上げる。
- すぐに鍋の中でソースと合わせ、炒めずに軽く混ぜて塩味を確認する(なすの塩気があるので、入れなくてもちょうどいいぐらい)。
- ヴィーガン・パルミジャーノを添えてサーブする(ヴィーガン・パルミジャーノのレシピはこちら)。
メモ
- 最初になすに塩をしてあく抜きすることで、格段においしくなります。この工程を省略しないでください。
- ソースを先に作り始め、パスタがゆだったときにすぐにあわせられるようにしておきます。
- パスタをゆでている間にお皿やフォークなどをそろえ、出来次第食べられるように準備します。パスタをゆでるのは一番最後の工程です。
- 環境と動物のため、食材はオーガニックか有機栽培のものを使いましょう。
- 全粒ペンネはアルチェネロのオーガニックのものがおすすめです。
献立のヒント
これだけではたんぱく質が不十分なので、豆料理のメインディッシュといっしょにどうぞ。
うずら豆のマリネや、白いんげんのトマト煮などがおすすめです。