初夏はズッキーニの季節です。
この時期になるとイタリアではズッキーニとともにズッキーニの花が売られるようになります。
花はすぐにしおれてしまうので、買って来たらその日のうちに調理します。
味はあまりしませんが、ふんわりした食感が楽しめます。
わたしは庭で育てたズッキーニとかぼちゃの花を使いました。
かぼちゃの花を使う場合は、がくとおしべを取り除き、さっと水洗いします。
破れやすいので、たらいにためた水ですすぐ程度にします。
ズッキーニと花はほんのりやさしい食材なので、強い味付けではなく塩とにんにくであっさり味に仕上げるのが合います。
今回は全粒の古代小麦ファッロで作った手打ちパスタと合わせました。
手打ちパスタは少量ならすぐにできます。
以前紹介した、オレッキエッテとトロフィエをご覧ください。
粉はセモリナ粉でも、中力粉でも、ファッロ小麦でもそれらの全粒粉でも大丈夫です。
また、普通のショートパスタを使ってもおいしいです。
目次
ズッキーニとズッキーニの花のソースのレシピ
準備5分 調理5分
材料(2人前)
- ズッキーニ 中1本
- ズッキーニやかぼちゃの花 6個
- にんにく 1片
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩、こしょう 少々
準備
- にんにくを叩き潰してみじん切りにする。
- ズッキーニを1センチ角のさいの目切りにする。
- 花を破れないように気を付けながら、ためた水でそっとすすぐ。
手順
- 鍋にオリーブオイルを入れてニンニク入れて火にかける。
- 中火でゆっくり炒め、香りが出てきたらズッキーニを加えて数分炒める。
- 火を弱めて蓋をし、ズッキーニが柔らかくなるまで5分ほど蒸し煮にする。
- 茹でたパスタと花を加えてサッと混ぜて火を止める(炒めない)。
- 塩、こしょうを薄めに振って味を調える。
メモ
- ソースを先に作り始め、パスタがゆだったときにすぐにあわせられるようにしておきます。
- パスタをゆでている間にお皿やフォークなどをそろえ、出来次第食べられるように準備します。パスタをゆでるのは一番最後の工程です。
- 環境と動物のため、食材はオーガニックか有機栽培のものを使いましょう。
献立のヒント
庭で採れたいんげんを茹でたものを添えています。
他に豆のマリネなどがあると栄養バランスがよくなります。