マスタードはとても簡単に手作りできます。
いろんなレシピがありますが、フランスのディジョンではもっとも辛味が強いブラックマスタードシードを使って作ります。
わたしの記憶では、ヨーロッパで食べたマスタードは日本ものもと違ってとても辛くて酸っぱいものが多かったように思います。
ディジョンマスタードはヴェルジュという酸っぱいぶどうジュースで作るとされていますが、フランス語サイトで検索すると、家庭ではワインビネガーで作られることが多いようでした。
滑らかなペースト状から粒を残したものまで、自分の好みで作れるのが手作りのいいところです。
わたしは粒があってやわらかめのが好きなので水分多めミキサー短めにしましたが、いろいろな種類を作っても楽しいと思います。
ディジョンマスタードのレシピ
準備2日 調理1分
材料
- ブラックマスタードシード 120g
- 白ワインビネガー 200cc(ない場合はアップルビネガー)
- 塩 小さじ2分の1
手順
- マスタードシードをガラス容器に入れ、ビネガーを注ぐ。
- ふたをして室温で2日間置く。その間にマスタードが水分を吸ってふっくらする。
- 塩と一緒にミキサーにかける。
滑らかなクリーム状にする場合、温度が上がらないようにこまめに止めたり回したりする。 - 熱湯消毒して冷ましたガラス瓶に入れてふたをし、冷蔵庫で保存する。
メモ
- 辛いのが苦手な方はイエローマスタードシードで作るとマイルドになります。
- ワインビネガーは原材料のワインがヴィーガンかどうか確認が必要です。アップルビネガーで代替可能です。
- 海外サイトでは作ってすぐ食べられると書いてありますが、日本のサイトではすぐだと辛いとか苦いなどという声が多いようです。
わたしはすぐ食べてもおいしいと思いますが、熟成させるとよりマイルドになります。
献立のヒント
パンに塗るほか、オイルと混ぜてサラダドレッシングにしたり、ヴィーガンクリームチーズに加えてソースにしたり、そのままゆでた豆とあえたりなど使い道はいろいろあります。