わたしは子どものころから、母が焼くケーキをいつもおやつに食べていました。
わたしにとっての「おふくろの味」は、レモンパイとシュークリームです。
食いしん坊だったので、早くできないかとキッチンに行き、卵を割ったり泡だてたり混ぜたりなどを幼稚園に上がる前からやっていました。
ケーキは家で焼くものと思っていました。
大人になってからは有名ケーキ店のケーキも食べるようになったので、それをやめるのにちょっと未練がありました。
一念発起してヴィーガンに切り替えてからは、しばらくは自分でヴィーガンケーキを焼いていました。
その時によく作っていたものの一つがこのバナナマフィンです。
その後、味覚が変わってケーキが欲しくなくなったため、自分で焼くことはほとんどなくなりましたが、たまに食べるとおいしいと思います。
ココナッツシュガーを使ったので茶色い仕上がりですが、きび砂糖などを使うと白く仕上がります。
ココナッツシュガーは独特のこくがあって、バナナとも合うのでわたしは好きです。
乳卵なしでもおいしい!ふんわりバナナマフィンのレシピ
準備15分 調理30分
材料(5~6個分)
- 薄力粉 120g
- ココナッツシュガー 60g
- ベーキングパウダー 小さじ2分の1
- 重曹 小さじ4分の1
- 塩 小さじ8分の1
- シナモン 小さじ2分の1
- ナツメグ 小さじ8分の1
- 熟したバナナ 150g
- レモン汁 小さじ2分の1
- 豆乳ヨーグルト 60cc
- ココナッツオイル(液体) 30cc
- アップルソース 大さじ1杯(またはおろしりんご)
- バニラビーンズ少々(オプション)
準備
薄力粉、ベーキングパウダー、重曹を合わせてふるう。
バナナをフォークで荒くつぶし、レモン汁を混ぜる。
手順
- ボウルにココナッツオイルとココナッツシュガーを入れ、泡だて器でよく混ぜる。
- 混ざったらヨーグルト、塩、シナモン、ナツメグ、アップルソースを加えてさらによく混ぜる。
- 薄力粉を加えてヘラで底からすくうように混ぜ(練らない)、粉が見えなくなるまで続ける。
- オーブンを180度に予熱する。
- マフィン型の3分の2から4分の3ぐらいの高さまで種を入れる。
- オーブンで30分焼き、金網の上で冷ます。
メモ
- 冷凍保存できるので、この倍量で作ってもいいです。
- 砂糖は上白糖やグラニュー糖は生成過程で骨炭が使われているため、きび砂糖やココナッツシュガーなどのヴィーガンシュガーを使ってください。
- アップルソースがない場合は、りんごをすりおろしてレンジにかけて冷ましたもので代替可能です。
- ココナッツオイルの香りがバナナとぴったりですが、他のオイルでもかまいません。
- 香りが断然よくなるのでシナモンとナツメグは加えてください。
- バニラビーンズはあったほうがいいですが、価格が高騰しているのでオプションでどうぞ。
わたしはバニラビーンズを砂糖の中に埋めておいて、香りが移った砂糖を使っていました。 - 環境と動物のため、材料はオーガニック化自然栽培のものを使ってください。