アンデス原産のキヌアは、必須アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、マンガン、ビタミンEなどを豊富に含むすばらしい食品です。
その上、プチプチした食感がおいしいので、わたしはすっかりはまってしまいました。
ですが、世界中で爆発的にヒットしたので、生産国での小売価格が高騰したり品薄になったりなどして、現地の人々の食文化を破壊しないか心配になります。
実際、2013年に「ガーディアン」紙がこのような報道がをしました。
こうした事態を避けるためには、現地の生産者の利益を保証するフェアトレード商品か、または他の国で生産された商品を買うようにするといいでしょう。
日本ではフェアトレードキヌアが手に入りにくいので、わたしはアメリカで生産されたオーガニックキヌアを使っています。
キヌアの茹で方はいろいろありますが、水っぽくなりがちです。
それを避けるにはご飯のように炊くのがいいです。
しっかり蒸らすことでおいしくできます。
ふっくらおいしいキヌアの炊き方
準備2分 調理25分
材料(3人前)
- キヌア 150g
- 水 300ml
準備
キヌアを目の細かいざるに入れて流水で洗う。
手順
- 鍋に水300mlを入れて沸騰させる。
- キヌアを入れて煮立ったら火を弱め、ふたをして15分調理する。
- 火を止めて10分蒸らし、フォークでかきまぜる。
メモ
- 煮過ぎてぐだぐだにならないように気をつけてください。
- 出来上がった後少し休ませておくとさらに水分を吸収してさらっとします。
- はじめは小袋で買って、気に入ったら大袋で買うのがお得です。
献立のヒント
豆のシチューなどのほか、インドやスリランカのカレーにも合います。
サラダやマリネに混ぜてもおいしいですよ。