手打ちパスタは思ったよりも手軽にすぐできます。
以前、オレッキエッテとトロフィエを紹介しましたが、今回は全粒粉で作るニョッケッティ・サルディです。
ニョッケッティ・サルディはサルディーニャの小さなニョッキを意味するパスタです。
わたしはサルディーニャには行きましたが、残念ながらこのパスタは食べませんでした。
今回は全粒粉で作ってみました。
乾燥パスタは全粒のものが市販されていますが、手打ちで作る場合は全粒セモリナ粉が手に入りません。
そこで全粒強力粉で作ったところ、おいしくできました。
成形の仕方はじゃがいものニョッキと同じですが、もう少し力を入れてこすりつけるように転がします。
溝を付ける専用のボードもありますが、巻きずしを作るときの巻き簀が使えます。
小さく切って巻き簀に転がして溝を付ける作業は、いいストレス解消になります。
まずは少量から作ってみてください。
冷凍保存もできます。
オーロラソースはトマトピューレと生クリームで作りますが、わたしはずっと豆乳で作ってきました。
それでも十分おいしいです。
トマトの酸味で分離しやすいので、グツグツ煮すぎないように注意してください。
目次
手打ちパスタ(ニョッケッティ・サルディ)のレシピ
準備60分 調理5分
材料(1人前)
- 全粒粉(強力粉) 60g
- 水 30ml
- 塩 指先で一つまみ
手順
- パスタをこねる台の上に粉を山のように盛り上げる。
- てっぺんをつぶして、そこに塩を加え水を少しずつ加えて、周りから混ぜていく(全部を一度に加えずに混ぜながら調整する)。
- ひとまとまりになったらゆっくりこねる。
- 滑らかになったら、丸めてタッパーに入れて30分以上寝かせる。
- 台に軽く打ち粉をして直径1センチぐらいの棒状に伸ばし、1.2センチほどの長さに切っていく。
- 巻き簀の上に生地を置き、親指でこすりつけるようにしながらすーっと押していく。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を一つまみ入れる。
- パスタを投入したらゆっくりかき混ぜて火を弱め、3分ほど茹でる。
- 少し食べてみて茹で具合をチェックして、しっかり茹ったらざるに上げる。
メモ
- 粉の水分量によって加える水の量が変わるので、様子を見ながら加えてください。
- 全粒粉の生地は固めですが、30分ぐらい寝かせるとしっとりして扱いやすくなります。
- たくさん作ってそのまま冷凍することもできます。
- 茹で加減は3分程度を目安にして、噛んで確かめてみてください。
- 全粒粉はこれを使いました。
オーロラソースのレシピ
準備1分 調理5分
材料(2人前)
- たまねぎ 1/4個
- 冷凍グリーンピース 100g(冷凍むき枝豆やそら豆でも可)
- トマトピューレ 大さじ3
- 豆乳 100cc
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
準備
- たまねぎを薄切りにする。
手順
- 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ、たまねぎを透明になるまで炒める。
- トマトピューレを加えて数分炒める。
- グリーンピースと豆乳を加え、よくかき混ぜながら数分煮る(分離しないように注意)。
- 最後に塩、こしょうして味を調える。
- 茹であがったパスタを加えてサッと混ぜ、すぐに皿に取り分ける。
メモ
- このソースはすぐにできるので、パスタを茹で始めてからたまねぎを炒め始めるぐらいのタイミングがいいです。
- 環境と動物のため、食材はオーガニックか有機栽培のものを使いましょう。
献立のヒント
野菜サラダや野菜のマリネ、温野菜などを添えるとバランスがよくなります。