セビチェとは、中南米から南米にかけてよく食べられている魚介のマリネです。
地域や作り手により様々なバリエーションがありますが、紫たまねぎとコリアンダーの葉、ライムを使うのは共通しています。
わたしは18歳のときにペルーで食べました。
味付けはシンプルでとてもおいしいのですが、もともとシーフードが嫌いだったので、これが別の食材だったらどんなにいいだろうと思いました。
それから何十年も経ったつい最近のこと、紫たまねぎを入手したのでふと作ってみたくなりました。
魚介類を何で代用するかいろいろ考え、パルミット(ヤシの芽)がいいと思ったのですが手軽とは言えません。
そこで絹ごし豆腐を冷凍して戻したもので作ってみました。
もともとオイルは使わない料理ですし、酸味がきいているので塩なしでも全く違和感がありません。
これはこれでおいしいと思います。
目次
冷凍豆腐のセビチェ(塩なし)のレシピ
準備5分 調理5分
材料(2~3人前)
- 絹ごし豆腐 1丁
- 赤たまねぎ 1個
- にんにく 1片
- 青唐辛子 1本
- ライム汁 大さじ4~5(なければレモン汁でも可)
- コリアンダーの葉(パクチー) ひとつかみ
- こしょう 少々
- ミニトマト 5~6個(オプション)
準備
豆腐を1晩以上冷凍庫で凍らせたのち、自然解凍する。
赤たまねぎを薄切りにする。
青唐辛子をみじん切りにする。
にんにくをすりおろす。
ミニトマトを四つ割りにする。
手順
- 自然解凍した豆腐を絞って小さ目一口大に割く。
- 豆腐と切った野菜をボウルに入れる。
- ライム汁とこしょうを加えてよく混ぜ合わせる。
- タッパーなどに入れて冷蔵庫で数時間(できれば半日)寝かせる。
メモ
- すぐにでも食べられますが、半日程度馴染ませた方がよりおいしくなります。
- ライムがなければレモンでもいいです。
オーガニックのものを使ってください。
献立のヒント
トウモロコシや茹でたじゃがいもといっしょにどうぞ。
レタスやケール、ルッコラなどを敷いた上に盛り付けて一緒に食べるといいです。