バタフライピーはタイ原産のマメ科植物で、チョウマメともいいます。
わたしの家の近所で生い茂っていたので、種を取ってきて蒔いたら、たくさん花が咲きました。
花はそのまま食べられますし、乾燥してお茶にして飲むこともできます。
花はほんのり豆の味がして、とてもおいしいです。
今回はあっさりした味のチコリと、庭に茂っているモリンガと合わせました。
ベビーリーフともよく合うので、それで作ってみてください。
ドレッシングは使いません。
アメリカでは驚くほどいろんな種類のドレッシングが売られており、日本もその系統です。
ですがイタリアではほとんど売られていません。
どうするかというと、各自テーブル上のオリーブオイル、酢、塩、こしょうを順に好きなだけかけて混ぜるのです。
この方式だと、オイルの量や酸味をそのときの気分に合わせて自分で調整できるというメリットがあります。
これに慣れると、市販品はもちろんのこと、作り置きドレッシングを使いたくなくなります。
市販のヴィーガンドレッシングを探すのは大変ですし、添加物も気になります。
それに何より、同じ味をしばらく食べ続けないといけません。
その都度かける方式だと食べきりですし、シンプルなので飽きが来ません。
割合を変えれば変化を楽しむこともできます。
また、塩分量の調節も簡単です。
わたしは最後にほんの少しだけ塩を振る程度にしています。
サラダはぜひこのイタリア方式を試してみてください!
チコリとパタフライピーのサラダのレシピ
調理5分
材料(1人前)
- チコリ 大1個
- バタフライピーまたはエディブルフラワー 適宜
- モリンガまたはベビーリーフ ひとつかみ
- レモン汁またはアップルビネガー
- オメガ3系オイルまたはオリーブオイル
- 塩 小さじ8分の1
- こしょう 少々
手順
- チコリを洗って縦半分に切ったのち、横に1センチ程度の厚さに切る。
- モリンガまたはベビーリーフを洗って、布巾で押さえるようにして水けを拭きとる。
- これらを皿に盛りつけて、上から花を散らす。
- 食べる際に、最初にオイルをかけて混ぜたのち、レモン汁を振りかけて、うすく塩こしょうする。
メモ
- 花はエディブルフラワーなら何でもいいです。
- モリンガは少し味がきついので、ベビーリーフのほうが食べやすくなります。
- レモン汁の替わりにアップルビネガーを使うと甘い仕上がりになります。
- オメガ3系オイルは、亜麻仁油やサチャインチオイルなど、お好みのものでどうぞ。
オリーブオイルでもいいです。 - 豆腐や茹でた豆を加えるとワンプレートで食べられます。
献立のヒント
さっぱりしたサラダなので、少しこってり系の豆のシチューやハーブソーセージなどと合わせるといいです。
全粒パン、クネッケブロート、キヌアなどを添えてどうぞ。