ブルグルは硬質小麦を全粒のまま蒸したもので、ギリシャ、トルコからアラブ、インドにかけて食べられています。
ひきわりにしたものもありますが、これは丸ごとなのでぷっくりした食感が楽しめます。
ひきわりにしたものは見た目がクスクスとよく似ていますが、クスクスは粉を極小パスタにしたものなので製法が違います。
ですが、ブルグルがない場合はクスクスで代用してもいいでしょう。
蒸してあるので煮えやすいため調理が簡単で、米のように使えます。
日本米のように粘り気がないためピラフに最適です。
わたしは米よりも断然ブルグルが好きです。
全粒なのでビタミン、ミネラルや繊維が多く含まれており、調理も簡単でおいしい、言うことなしの食材です。
トルコで食べたものを思い出して作りました。
ブルグルとひよこ豆のピラフのレシピ
準備10分 調理20分
材料(2人前)
- 丸粒ブルグル 80g(クスクスでも代替可)
- トマトジュース 160cc
- 茹でたひよこ豆 150g(缶詰でも可)
- にんにく 1片
- 玉ねぎ 中4分の1個
- オリーブオイル 小さじ2
- ピーマン 2個
- いんげん 100g
- クミンパウダー 小さじ2分の1
- 鷹の爪 1本
- 塩 小さじ 2分の1
- こしょう 少々
- ディル 生1枝またはドライ小さじ1
準備
玉ねぎ、にんにくをそれぞれみじん切り、いんげんを2センチ長さ、ピーマンを1センチ角に切る。
鷹の爪を手で砕く。
ブルグルをざるに入れて洗い、水気を切っておく。
缶詰ひよこ豆を使う場合は洗って水切りする。
手順
- 鍋にオイルを入れて弱火にかけ、にんにくをゆっくり炒める。
- 軽く色づいてきたら玉ねぎを入れてさらに炒める。
- 玉ねぎが透明になったらいんげんとピーマンを加えてさらに1分ほど炒める。
- ひよこ豆、トマトジュース、クミンパウダー、鷹の爪を加える。
- 煮立ったらふたをして弱火で20分煮る。
- 火を止めてそのまま10分蒸らす。
- 塩、こしょうとディルを加えて味を調える。
メモ
- 丸粒ブルグルはカルディの店舗やネット通販で手に入ります。
- うっすら特有の匂いがありますが、クミンとディルで気にならなくなります。
ディルの代わりの乾燥ミントでもおいしいです。
献立のヒント
これ一品でもいいですが、野菜サラダやマリネなどを添えるとなおいいと思います。