ニョッキはイタリアにいるときに料理雑誌を見て作り始めました。
母が来た時にふるまったらとても気に入ったようで、その後もよくニョッキを作るよう言われます。
パッケージ入りの市販品とはまるでちがっておいしいです。
オリジナルなレシピでは卵を使いますが、作り始めてすぐに卵なしを試してみたらその方が好みだったのでずっとそれです。
今回、イタリアのサイトでヴィーガンニョッキを検索してみたら、やはりこの作り方でした。
これはじゃがいもニョッキですが、かぼちゃバージョンもあります。
生地はあまり固くせずに、成形できる程度の柔らかさにしておいたほうがおいしいです。
作る工程は楽しいですが量が多いと時間がかかります。
あるいは時間があるときに作っておいて冷凍しておくのもいいです。
この形にするのはそんなに難しくないので、チャレンジしてみてくださいね。
目次
全粒粉ニョッキのトマトソースレシピ
準備20分 調理30分
材料(3人前)
- じゃがいも 300g
- 全粒粉(薄力または中力粉) 120g
- ナツメグ 少々(省略可)
- 塩 小さじ4分の1
- カットトマトまたはピューレ 200g
- ニンニク1かけ
- オレガノ 少々
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩 小さじ2分の1
- こしょう 少々
- バジル生葉 少々
準備
じゃがいもを皮ごと4つ割りにして蒸し器で蒸し、フォークを刺してみてすんなり通ったら火を止める。
にんにくを薄切りにする。
手順
- 蒸したじゃがいもを皿に出してフォークでよくつぶす。
- 全粒粉、塩、ナツメグを加えてフォークで混ぜたのち手でよくこねる。べたつくようなら粉を追加する。
- うち粉をした台の上で親指程度の太さの紐状に伸ばし、2センチ長さに切る。
- フォークを伏せて置き、背の真ん中に生地を乗せて先に向かって親指でそっと転がして溝を付ける。親指に接している方にくぼみがつくようにする。
- 全部できたら茹でるための湯を大き目の鍋で沸かす。
- その間にソースを作る。
鍋にオイルを入れてニンニクを入れ、火にかける。 - 中火でゆっくり炒め、香りが出てきたらカットトマトを加え、果肉をつぶしながら5分ほど煮る。
- オレガノ、塩、こしょうを加えて火を止める。
- ソースができたらニョッキを入れ、浮き上がったらざるですくって重ならないように皿に出す。
- 全部茹ったらソースの鍋を火にかけてそこに加えてつぶさないように和える(炒めない)。
- 皿に取り分けてからヴィーガンパルミジャーノとバジルを振りかける。
メモ
- ニョッキは冷凍保存できます。
- じゃがいもの種類によりべたつくことがあるので、その場合は粉を多めに加えて調整します。生地はやわらかめのほうがおいしいので、あまり粉を加えすぎないようにします。
- 茹でる前にソースを作っておくといいです。
- トマトソースも多めに作って冷凍しておくことができます。
献立のヒント
豆と野菜サラダか温野菜を添えてください。