わたしが子どものころは、スパゲッティといえばミートソースかナポリタンでした。
中学生ぐらいからイタリア料理店が近所にもでき始め、パスタ初めてパスタソースのバリエーションに触れて驚いたことを覚えています。
本場のイタリア料理を食べたのは、大学在学中にイタリアを旅行したときです。
イタリアで食べるイタリア料理は本当においしかったです。
イタリアではミートソースのことをラグー・アッラ・ボロニェーゼと言います。
もともとはエミリアロマーニャ州の郷土料理で、基本的にタリアテッレと合わせますが、イタリア全土でも定番メニューになっています。
ヴィーガンバージョンはひき肉を大豆ミートのひき肉タイプにするだけです。
戻した後にしっかり絞ると臭みが抜けます。
本来は2時間ほど煮込みますが、1時間ほどでも十分おいしいですよ。
ヴィーガンパルミジャーノをかけて召し上がれ。
大豆ミートソースのレシピ
準備10分 調理60分
材料(3人前)
- 大豆ミート(ミンチタイプ) 50g
- カットトマト缶 400g
- ニンニク1かけ
- 玉ねぎ 50g
- にんじん 50g
- セロリの茎 50g
- ローリエ 1枚
- 生ロースマリー 1枝
- オリーブオイル 小さじ2
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
準備
鍋に湯を沸かし、大豆ミートを10分茹でる。
ザルに上げて冷ましたのち、しっかり水けを絞る。
にんにくを叩き潰してみじん切りにする。
玉ねぎ、にんじん、セロリはそれぞれみじん切りにする。
手順
- 鍋にオイルを入れてニンニクを入れ、火にかける。
- 中火でゆっくり炒め、香りが出てきたら玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。
- 大豆ミート、セロリ、にんじんを加えて1分ほど炒める。
- トマト缶とローリエ、塩を加えて蓋をして、弱火で1時間ほど煮る。
- 最後にローズマリーとこしょうを加えて火を止める。
- さらに盛り付けて、ヴィーガンパルミジャーノを振りかける。
メモ
- 大豆ミートはよく絞ると臭みが抜けます。
- ローリエとローズマリーの香りでさらに臭みが消えるので、省略しないほうがいいです。
- 冷蔵庫で3~4日ほど持つので作り置きができます。冷凍も可能です。
- ラザニアなどにも利用できます。
献立のヒント
スパゲッティや手打ちパスタなどにかける場合、たんぱく質は十分ですが野菜が少ないので、サラダを加えるとバランスが取れます。
酸味があるマリネと組み合わせるのがおすすめです。