わたしが高校3年の時に、家族がペルーのアレキーパに引っ越しました。
わたしは大学受験があったので一人で東京に残りましたが、2回ほど長期滞在しに行きました。
家族の友達の現地の方が海辺の別荘に招待してくれたときに、毎日作ってくれた料理が感動的においしかったことをよく覚えています。
家族が引き上げてきてから20年ほどたってから、みんなでペルーを再訪しましたが、そのときも食事がおいしくて食べ過ぎの連続で胃が悪くなったほどでした。
その時食べたものを再現しようとして調べてみると、定番のアレキーパのサラダ、ソルテリート・アレキペーニョ(solterito arequipeño)がありました。
ペルーはトウモロコシ原産地だけあって、様々な種類のものがあります。
料理に合わせて使い分けますが、日本では手に入らないのであるものを使いました。
藁に包まれた白いフレッシュチーズもよく食べられておりわたしも好きでしたが、ここではヴィーガンモッツァレッラか豆腐で代用しました。
そら豆が入っているところがポイントです。
身近な材料ですぐに簡単にできるので、ぜひお試しください。
アレキーパ(ペルー)のサラダのレシピ
調理5分
材料(1人前)
- 冷凍そら豆 100g
- 紫玉ねぎ 30g
- トマト 中半分
- 冷凍または生のコーン(粒) 50g
- ヴィーガンモッツァレッラまたは木綿豆腐 50g
- オリーブの実 5個
- オリーブオイル 小さじ1
- アップルビネガー 大さじ1
- 塩 小さじ8分の1
- こしょう 少々
- パセリ、ミントなど 少々
準備
- 豆腐を使う場合は重しをして1時間ほど水切りする。
- 冷凍コーンを使う場合は室温にもどす。
- 生のトウモロコシを使う場合は茹でてから実を外して冷ましておく。
手順
- ヴィーガンモッツァレッラ(作り方はこちら)を1.5センチ角に切る。豆腐を使う場合も同様に切る。
- 紫玉ねぎをみじん切りにする。
- 冷凍そら豆の皮をむく。
- トマトは種を取って1センチ角に切る。
- オリーブの実を輪切りにする。
- パセリをみじん切りにする。
- 野菜類、オリーブオイル、ビネガー、塩、コショウ、パセリを混ぜる。
- サーブするまで冷蔵庫で冷やす。
メモ
- そら豆は生が出回る時期が限られているので、シーズン以外は冷凍を使います。
- コーンは冷凍でも茹でたものでもどちらでもOKです。
- 材料の水分をよく切ってください。でないと水っぽい仕上がりになります。
献立のヒント
全粒粉のパンを添えてもいいですが、茹でたじゃがいもかさつまいもと一緒に食べるとよりペルー風になります。