焼きなすはちょっと焦げた風味とトロッとした食感がたまりません。
この焼きなす、典型的な和食と思っていませんか?
実はヨーロッパからアラブにかけてもよく食べられています。
ただし味付けはちょっと違います。
オープンで焼いたのち、オリーブオイルと塩をかけたり、刻んでサラダやディップなどにして、前菜や付け合せにすることが多いです。
わたしも焼きなすの前菜が大好きです。
「ギリシャの」としましたが、実際にはギリシャやトルコ周辺でよく食べられており、シンプルなだけに地域によっても作る人によってもたくさんのバリエーションがあります。
赤ピーマンやオリーブ、ディルなどを加えてもおいしいです。
これはケッパーとミントを入れたバージョンです。
オリーブオイルをかけるのが基本ですが、ヴィーガンはオメガ3が不足しがちなので、オイルの半分をフラックスシードオイル(亜麻仁油)にしています。
ギリシャの焼きなすサラダのレシピ
準備30~40分 調理5分
材料(2人前)
- なす 4本
- トマト 2分の1個
- たまねぎ 30g
- 塩漬けケッパー 小さじ1
- イタリアンパセリのみじん切り 大さじ1
- フレッシュミントのみじん切り 大さじ1
- にんにく 1片 または、ガーリックパウダー 小さじ8分の1
- オーガニックアップルビネガー 小さじ2
- オリーブオイル 小さじ1
- サチャインチオイル 小さじ1
準備
オーブンを250℃にセットする。
なすにフォークで穴をあける。
天板に並べ片面15分~20分ずつ焼く。
焼けたら皿に出して粗熱を取る。
へたの方から皮をむき、サルにあげて水気を切る。
手順
- なすをみじん切りにする。
- トマトをざく切りにして軽く水気を切る。
- たまねぎを細かめのみじん切りにする。
- ケッパーをみじん切りにする。
- にんにくをみじん切りにする。
- 残りの材料すべて合わせて混ぜ、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
メモ
- レモン汁で作ることもありますが、日本のなすはあっさりしているので、少し甘みがあるアップルビネガーの方が合います。
- ケッパーに塩味があるので、塩を加える必要はありません。
ケッパーはシチリア産がおすすめです。 - にんにくは生のものを使うのが現地式ですが、パウダーの方が匂いが少ないので、わたしはパウダーをよく使っています。
- サラダにかけるオイルはなるべくオメガ3が豊富なものを使いましょう。
フラックスオイルもいいですが、わたしはサチャインチオイルを使っています。 - 作り置きしておくと便利です。
献立のヒント
レンズ豆のファラフェルなど豆のメインディッシュの付け合せにぴったりです。
全粒粉のパンやクラッカー、ホブスなどとよく合います。