南インドはケララスタイルの豆カレーです。
ベラパヤールとは、ケララ州で話されているマラヤーラム語で黒目豆(ブラックアイドピース)のことです。
1時間ほど水に浸けて圧力鍋で加熱するとすぐに煮えるのでとても使いやすいです。
食感はほどよく粘りがあって、食べ応えもあります。
わたしは好きなので常備していますが、ない場合は小豆やブラックビーンズでも代用できます。
南インド料理には生のカレーリーフをよく使うので、わたしは庭で育てていますが、入手しにくいので省略してもOKです。
乾燥のカレーリーフも市販されてしますが、香りがほとんどないのであえて使うことはありません。
たくさん作って冷凍しておくこともできますし、冷蔵庫で4~5保存できるので、作り置きにも向いています。
辛さはお好みで調節してください。
ベラパヤール・カレーのレシピ
準備90分 調理10分
材料(3~4人前)
- ロビア豆 120g
- ココナッツオイル 大さじ1
- マスタードシード 小さじ2分の1
- クミンシード 小さじ4分の1
- シナモン 3cm
- カルダモン 2個
- クローブ 3個
- 鷹の爪 1本
- 玉ねぎ みじん切り 30g
- にんにく みじん切り小さじ1
- しょうがみじん切り 小さじ1
- カレーリーフ 1枝
- トマト 小1個 みじん切り
- 青唐辛子 1本小口切り
- ターメリック 小さじ4分の1
- チリペッパー 小さじ4分の1
- コリアンダーパウダー 小さじ1
準備
黒目豆を洗って水につけ、1時間ほどおく。
圧力鍋に入れて豆がしっかりかぶる位の水を入れて火にかける。
煮すぎて豆が溶けないように少し早めに火を止める。
このぐらいの仕上がりにする。
分量のスパイス類を小皿に出しておく。
シナモン、カルダモン、クローブ、鷹の爪で一皿。
玉ねぎ・にんにく・しょうがのみじん切りとカレーリーフで一皿。
トマトみじん切り、とうがらし、ターメリック、チリペッパー、コリアンダーで一皿。
手順
- 鍋にオイルを入れて中火にかけ、マスタードシードを加える。
- パチパチはじけてきたら弱火にしてクミンシードを加える(焦がさないように注意)。
- すぐにシュワシュワしてくるので、そうしたらシナモン、カルダモン、クローブ、鷹の爪を加えて数秒炒める。
- 玉ねぎ、カレーリーフ、にんにく、しょうがを加えて玉ねぎが透明になるまでいためる。
- トマト、とうがらし、ターメリック、チリペッパー、コリアンダーを加えてトマトがやわらかくなるまで炒める。
- ゆでた豆を汁ごと加えて10分煮る。
- 最後に塩で味を調える。
メモ
- カレーリーフはなくてもできますが、あったほうがより現地の味になります。
- コリアンダーパウダーは香りが飛びやすいので、わたしはシードを軽く炒ってからすりつぶして使っています。
- 出来上がりの水分量はもう少し多くてもいいですが、そうすると塩分量が多くなるのでわたしは水分少なめにしています。
献立のヒント
このカレーはご飯と合います。
インディカ米の玄米がおすすめですが、チャパティでもいけます。
野菜サラダか野菜のカレーと組み合わせてください。