ビーツは鮮やかな赤紫が美しいだけでなく、ビタミンやミネラルが豊富で強い抗酸化力を持っています。
しかも甘くておいしい。
わたしは生のビーツを使いましたが、イオンなどでは真空パックのものも売っているのでそれを使ってもいいと思います。
ビーツを使った料理と言えばボルシチです。
わたしはロシアの料理だと思っていましたが、調べてみるとウクライナの伝統的な家庭料理で、必ずしも肉は使わないということがわかりました。
バリエーションはありますが、基本的な材料としてはビーツ、たまねぎ、にんじん、じゃがいもとディルウィードです。
キャベツや肉を入れることもあります。
そしてサワークリームをトッピングします。
ヴィーガナイズするにはサワークリームを豆乳ヨーグルトに変えればいいだけです。
作り方はこちら。
ボルシチはとても簡単につくれて、しかもおいしいのでたくさん作って毎日食べたくなります。
煮込む時間も長くありません。
塩もコンソメなども入っていませんが、これらは全く必要ありません。
これだけで十分おいしいのです。
ぜひこのレシピで試してみてくださいね。
目次
ウクライナ風ボルシチ(塩・オイルなし)のレシピ
準備10分 調理30分
材料(4人前)
- ビーツ 皮をむいたもの500g(真空パックや缶詰でも可)
- たまねぎ 1個
- にんじん 小1本
- じゃがいも 中2個
- にんにく 1片
- トマトピューレ 100cc
- ディルウィード 小さじ2
- アップルビネガー 大さじ1.5
- 豆乳ヨーグルト 適宜
- こしょう 少々
準備
皮をむいたビーツをフードプロセッサーでみじん切りにする。
たまねぎとにんにくをそれぞれみじん切りにする。
にんじんを5mm厚さの半月切りにする。
じゃがいもの皮をむいて3cm角に切る。
手順
- スープ鍋にたまねぎとにんにくを入れ、水大さじ1を加えながら薄く色づくまで炒める。
- すべての野菜類を加え、材料が浸るぐらいの水を入れて中火で煮る。
- 材料が柔らかくなったら、アップルビネガー、ディルウィード、こしょうを加えて火を止める。
- スープ皿に取り分けて、豆乳ヨーグルトを乗せる。
メモ
- たまねぎがうっすら色づくまで炒めるとおいしくななります。
- 水煮のビーツをフードプロセッサーにかけるときは、クリーム状にならないように低速で少し回しては止めるというのを繰り返してください。
- フードプロセッサーは、山本電気マルチフードプロセッサーを愛用しています。
十分なパワーがあり、ステンレス製なので熱いものも入れられて、洗いやすくて乾きやすいです。
献立のヒント
ライ麦パンとよく合います。
これに葉物野菜のサラダと豆があればバランスが取れます。