夏にぴったり、食欲がなくても食べられる、胃腸にやさしいトルコからアラブにかけての前菜です。
ヨーグルトの中でとろけるなすの食感とスモーキーな香りが癖になります。
サラダと書きましたが、ディップと言った方が近いように思います。
アラブやトルコのパンに付けるといくらでも食べられるので、前菜だけでおなかがいっぱいになります。
ヨーグルト料理には必ず生のにんにくを使いますが、においが気になる場合はガーリックパウダーを使うといいです。
うっすらにんにくの香りがしますが、後で口に残るほどではありません。
豆乳の臭みが消えるのでぜひ使ってください。
この料理には作ったばかりの豆乳ヨーグルトが適しています。
ミントやガーリックを使うので、キャベツ臭をまったく感じることがありません。
焼きなすを作るのと変わらない手間でできるので、いつもと違った食べ方を楽しんでくださいね。
なすの豆乳ヨーグルトサラダのレシピ
準備1分 調理30分
材料(2人前)
- なす 5~6本(焼きなすにして皮をむいた状態で200g)
- 豆乳ヨーグルト 200ml (上澄みは除いて濃い部分のみ)
- にんにく 1片 またはガーリックパウダー小さじ8分の1
- レモン汁 小さじ1
- 生ミント 4枝 (ない場合は乾燥ミント小さじ1)
- 塩 小さじ4分の1
- こしょう少々
- スーマック(オプション)
準備
なすを洗って水気を切る。
ミントの葉を枝から外し、みじん切りにする。
手順
- なすをグリルで10分ずつ焼く。
- 少しさめたらへたのほうから皮をむいてざるにあげ、茶色い汁を捨てる。
- 軽く押して水気を切り、へたを落としてみじん切りにする。
- ボウルに入れて、ヨーグルト、レモン汁、ミント、塩を混ぜる。
- 器に盛ってこしょうをかけ、好みでスーマックを振る。
メモ
- 豆乳ヨーグルトはキャベツ液で作ったばかりのものでOKです。
- 焼きなすはスキレットや厚手のフライパンなどでも作れます。
- 冷蔵庫で数日は保存できるので、作り置きにも向いています。
- スーマックはトルコからアラブにかけて使われているスパイスです。
フルーティーでさわやかな酸味があるので、サラダやスープなどにかけると風味が増します。
日本では入手困難なので、わたしはe-bayで購入しています。
献立のヒント
チャパティなどの平たい全粒粉パンとは、言うまでもなく相性抜群です。
わたしはクネッケ(北欧のクリスプブレッド)と一緒に食べるのも好きです。
インディカ米のピラフにかけても合うと思います。